あなたの隠れた才能は「聞き手(りょく)

生来の話し好きだが、どちらかといえば「相手の話を聞く」のがメイン。人に教えを請うことを、面倒だとか恥ずかしいとか思わないタイプなので、何かあればすぐに人に質問する。「積極的に意見を述べる」タイプではないため、自分を「話しベタ」と思っている人もいるかもしれないが、立派なコミュニケーション上級者なのだ。

こんな職場で損していないか!?

自己主張が強い人が多い職場では、言ったもん勝ちの雰囲気ができあがりがち。そこで聞き手に回ってしまうと、存在が埋もれてしまう恐れが。そういった職場では、努めて自己主張をすることも大切。

才能を開花させるには?

メールより、電話や対面で直接話すことを好むあなたは、その分、相手に関する情報をより多く獲得することができる(相手の表情や“間”など)。そのため、いわゆる空気を読む力に長けることになる。相槌や要点を確認するタイミングも心得たもの。自分の意見をあまり言わずとも、会議などで存在感を発揮できるだろう。
また、〈聞き手力〉の持ち主は、上司や先輩からもかわいがられやすい。若手なら、早いうちからホープ扱いされるタイプだ。

こんな仕事に向いている!

話を聞いてくれる人間に、つい余計なことまで話したくなってしまうのは、話す側の心理。〈聞き手力〉の持ち主は、自然と社内事情にも通じるようになる。調整役や人事など、社内のフィクサー的な存在として台頭する人も多い。


中田英寿やYOSHIKIらクセのある天才たちから本音を聞き出し、彼らの実像に迫ってきた作家が取材力の核心を公開。