弱っている男を千尋の谷に突き落とす!

 あなたは男性が持つ「弱さ」に対して理解不足。もしかしたら心の奥底に「男は強くあるべき」という考えがあるのかもしれません。それだけに、好きな男性が仕事などでミスして「オレはもうダメだ」と弱気になっていると、相手を励ますどころかつい責めてしまいがち。「男でしょ!」「あ~あ、ガッカリ」なんてセリフを口にしたり、失望を無意識のうちに態度で表してしまったり……。その結果、落ち込んで弱気になっている彼は、ますますあなたに対して心を閉ざすようになってしまうのです。
 またあなたの場合、ややファザコン的な傾向があるためか、気になる男性の前で「理想の男性論」を語ったりしやすいのも特徴のひとつ。「仕事ができて、頼もしくって」……そんな非現実的なことばかり言っていると、「ボクには無理」と男はしり込みしてしまうことに。本来ならうまくいくはずの相手に敬遠されてしまう可能性も、ゼロではありません。

心に秘めた男性への依頼心を断ち切ろう

 あなたが男性の「弱さ」に鈍感になってしまうのは、「男性に守られたい」「男性を頼りにしたい」という深層心理の裏返し。男性への期待が過度にふくらみ、弱さを許せなくなってしまう……というわけです。だからあなたの場合、何ごとにつけ自分がしっかり自立する姿勢を持つことが大事。そうすることで心にも余裕が生まれ、男性を思いやることができるようになるのです。
 恋人や気になる男性が落ち込んでいる姿を見たら、叱咤激励するのではなく、さりげなくやさしいところをアピールするようにして。相手が落ち込んでいることにはまったく触れず、食事に誘って楽しい話を聞かせてあげたりすれば、「なんてやさしいんだ!」と彼は大感激!また、男性に「好みのタイプは?」と聞かれたときは、正直に答える必要はありません。「つらいときに私を頼ってくれる人」なんて言っておけば、たいていの男性はあなたに好印象を抱くこと請け合いです。

男の弱さをフォローする「頼もしい女」に変身を!

オフィスでのあなたは、男性社員や上司に「かわいいヤツ」なんて思われることもあるでしょう。ただしその反面、弱気な男性社員に急に冷たく接したりするので、「気まぐれ」「好き嫌いが激しい」なんてイメージもありそうです。そんなあなたがオフィスで輝くには、みんなのフォロー役を意識的に買って出るのが効果的。誰かがミスをしたら、すかさずあなたがカバーしてあげましょう。また同僚や後輩が落ち込んでいたら「どうしたの?私に相談してみて」なんて“アネゴ”っぽく迫ってみては?そうすることで、「頼もしい女性」としてあなたの評判はうなぎ登りになります。また上司に対しては、仕事の腕を磨いてきっちり有能さをアピールして。そして上司が失敗をしたときは、それを責めずにさりげなくフォローしてあげましょう。そうすることで「有能な右腕」と思われるようになれば、職場での立場もバッチリ安泰です。